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ハーブ菜
​食材や装花に使うために

ハーブ菜園の区画には、四季折々、約100種類のハーブと果実が植えられ、育成されています。

癒しとインスピレーションの源である自然のエネルギーと触れ合えるエリアです。

里山の空気の中、ハーブや花々の香りに包まれた菜園はさまざまな表情を見せます。

降り注ぐ日差しの中、ハーブなどの植物を活かしたイベントや、

ナチュラルな演出の屋外撮影などにご利用いただけます。

 

エディブルフラワー10種類
ハーブ70種類・​ワイルドフラワー 20種類
その他、ウェストリンギア、ユーカリ、ミモザ、金木犀

ひいらぎ、オリーブ、フェイジョア、蝋梅など

​(2023.12月現在)

菜園MAP

ローズマリー Rosmarinus officinalis

地中海原産のハーブで青く小さな花がまるで海のしずくのように見えることからラテン語に由来して名付けられました。細長く爽やかな芳香を持つ葉は肉料理の臭い消しや、特徴的な芳香と風味が料理に深みと香りを加えます。ハーブティーはアンチエイジング効果に。また、抗酸化成分があり「若返りのハーブ」としてさまざまな化粧品に用いられています。

ローズマリーの小枝

バジル   Ocimum basilicum

イタリア料理の定番のハーブとしてよく知られているバジルは、独特の甘みのある爽やかな香りと風味が特徴で、さまざまの国で重宝されています。古代ギリシャでは「王様の薬食」と称されインドでは神聖な神に捧げる神聖な草でした。バジルペーストとしてさまざまな料理に使ったりハーブティーやサラダのアクセントとしても使われます。免疫力を高める成分が多く含まれていることから最近は美容やアンチエイジングの面でも注目されています。

バジルの葉

タイム Thymus

地中海地方原産の常緑低木で古くから消化促進、抗菌、鎮咳作用などがあるとされ薬草として使われており、古代エジプトではその強い殺菌作用と防腐効果でミイラを保存するときに使われました。古代ギリシャでは勇気と品位の象徴として扱われていました。香り高い葉が肉・魚料理の臭い消しはもちろんスープやソースなど素材の風味も引き出してくれます。

ハーブ植物

レモングラス Cymbopogon citratus

ススキによく似たイネ科のレモングラスはレモンの成分と同じ香り成分であるシトラールを含みレモンのような風味を持ちます。タイ料理のトムヤンクンスープには欠かせないスパイスで、料理やハーブティーでの利用が一般的です。レモングラスのハーブティーは疲労回復や消化促進の効果があり、食後に飲まれています。葉から抽出される精油には美肌効果があり化粧水の原料にもなっています。

Lemongrass

カモミール Chamomlke

白く可憐な花がリンゴのような強い芳香をもつことから「大地のリンゴ」を意味する「カマイメーロン」が名の由来とされて古代エジプトの時代から利用されています。高いリラックス効果、消炎作用があり、ハーブティーや化粧品などに用いられています。

カモミール

エディブルフラワー Edible flower

エディブルフラワーとは食用に適した花のことを指します。カラフルな色や愛らしい形は料理の「彩り」や「香りつけ」はもとより花本来の素材の味を引き出すことで料理に「奥行き」を感じさせます。(現在ヴィオラ、カレンデュラ、レモンマリーゴールド、ナデシコ、ノースポール、ビオラ、コーンフラワー、ボリジ、ラベンダーなどを育ています。)

edibleflowers

ミント Mentha

ハーブの中でも広く親しまれ爽やかな香りが人気のミントは、2500年前にギリシャ神話に登場する「メンタ」に由来しています。主にペパーミント系とスペアミント系に大別されます。ペパーミントは鼻に抜けるような芳香が強く清涼感のある味わいでガムや医薬品などに利用され、強力な抗菌作用があります。スペアミントは甘みが強く爽快感や香りも柔らかいのでハーブティーやお菓子、酒などに多用されています。

ペパーミントの葉

ボリジ Borago officinalis

地中海沿岸を原産とし、別名「スターフラワー」と呼ばれる通り、星のような形の花を咲かせます。青い花の絞り汁で昔の画家たちは聖母マリアの青い衣装を彩ったとされています。古代ギリシャから「勇気を与えると花」として使われていました。花にはほのかな甘みと酸味があり、エディべルフラワーとして使ったりキュウリに似た風味を持つ若葉はサラダに使わtrます。薬用として使われるたり、精油は保湿効果が優れているため美肌のオイルとして使われています。

Image by Gary J Stearman

金木犀 Osmanthus fragrans

秋にオレンジ色の小さな十字架のような花を咲かせるキンモクセイは秋の訪れを告げる甘く芳しい香りが特徴です。江戸時代に中国から渡ってきました。乾燥させてハーブティーとして飲む他に、生の花をシロップや蜂蜜に漬けてパンやスイーツに使います。ふわっと甘く濃厚な香りが特徴です。精神を安定させたりリラックスさせる効果があります。

金木犀

カレンデュラ​ Calendula officinalis

ポットマリーゴールドの別名を持つ食用の花です。葉はサラダに、花びらはエディベルフラワーとしてサラダや料理の飾りに使われています。また乾燥させた花びらをサフランのように食材の色付けに使用できます。美しい黄金色で清涼感のあるハーブティーとしてもおすすめです。殺菌作用や抗炎症作用があるので、肌荒れや切り傷に効果があります。クリーム化粧水、ハーブ石鹸としても楽しめます。

カレンデュラ

セージ Salvia officinalis

シソ科に属す香りの高いハーブです。地中海地方原産で、古代から薬草や料理の調味料として使用されてきました。セージは、特に肉料理やスープ、ソースに良く使われます。また消化作用がありハーブティーとして飲まれています。抗菌作用などにも優れているので薬用にも活用できます。

Image by Elle Cartier

野の花 Wildflower

自然に近い環境で育てられた花々です。KODACHIでは

日本原産のフジバカマやミソハギを育てています。

春には、可憐なオルレアやレースフラワー、風に揺れる麦ナデシコやフランス菊、秋にはコスモスや花のバリエーションが美しいセージ類が花を咲かせます。

Image by Annie Spratt
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